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このブログについて
あいさつっぽいものを。
某SNSでネタを披露していたわけであるが、ふと外部にも進出してみたくなったので、某SNSで書いたネタのうち、読者さんから反応がよかった(と僕が勝手に判断したもの)をこっちのブログにコピペしただけという、現在のところ、なんとも適当なブログである。一昨日(2月27)からはじめたわけであるが、各記事の日付は、そっちのSNSのものである。
もし、あなたが運よく(あるいは運悪く)このページをごらんになっているなら、どうぞゆっくりしてってください。
某SNSでネタを披露していたわけであるが、ふと外部にも進出してみたくなったので、某SNSで書いたネタのうち、読者さんから反応がよかった(と僕が勝手に判断したもの)をこっちのブログにコピペしただけという、現在のところ、なんとも適当なブログである。一昨日(2月27)からはじめたわけであるが、各記事の日付は、そっちのSNSのものである。
もし、あなたが運よく(あるいは運悪く)このページをごらんになっているなら、どうぞゆっくりしてってください。
死神
※フィクションです。
父が自殺したのは、僕が中学に入ってからしばらくしてからのことだった。
昔から仕事が忙しくて、僕ら家族が父と顔を合わせる時間は決して多くはなかった。そして、母はそのような父の悪口を僕ら三人の子供に毎日のように言い聞かせていた。家族を省みない、仕事人間の駄目親父。
姉と妹は、女子にありがちな父親への嫌悪感もあいまって、そうした母の影響をもろにうけた。
どうして、こいつらは、自分を養ってくれてる人間を敬うということをしないのだろう。ものごころついたころから、僕はそのことをずっと疑問に思っていた。家族の中で、僕がいちばん父のことを尊敬していたと思う。
いつも、夜遅く帰ってきては、居場所がなさそうに自室へと入っていく父を、僕は憐れんだ。けれども、幼いころから父を疎遠に感じていた僕は、父をねぎらう言葉を、結局一度もかけられなかった。
ある朝、いちばんに目覚めた僕が、父の部屋に入ると、父は眠るように死んでいた。
とても安らかな寝顔だった。なぜか、僕はそんな彼の顔を見て、安堵した。
ごめん。
おつかれさま。
ありがとう。
今まで一度もいえなかった言葉を、このときはじめて言えた。
いつのまにか母が僕の背後にきていた。異変に気付いたようである。
それからしばらくの間、悲鳴を上げる母や、姉妹が、とても耳障りだった。
なんで、彼女らはいまさらになって泣くのか、不可解だった。
さんざん父を疎んできたくせに、こういうときだけは被害者であろうとする。
彼女らの悲しみが偽りであることは、保険金が入るなり羽振りのよくなった母たちを見れば、火を見るよりも明らかだった。
母に対する疑問が、憎悪に変わったのは、おそらくこのときからであろう。
このときから母のことを、心の中で「寄生虫」と呼び、蔑むようになった。
いや、母だけではない。このとき以来、女性に対しても、漠然とした嫌悪感を抱くようになった。
男を品定めしたり、色目を使う女の姿が、宿主を求める寄生虫のそれに重なるのだ。
続く
父が自殺したのは、僕が中学に入ってからしばらくしてからのことだった。
昔から仕事が忙しくて、僕ら家族が父と顔を合わせる時間は決して多くはなかった。そして、母はそのような父の悪口を僕ら三人の子供に毎日のように言い聞かせていた。家族を省みない、仕事人間の駄目親父。
姉と妹は、女子にありがちな父親への嫌悪感もあいまって、そうした母の影響をもろにうけた。
どうして、こいつらは、自分を養ってくれてる人間を敬うということをしないのだろう。ものごころついたころから、僕はそのことをずっと疑問に思っていた。家族の中で、僕がいちばん父のことを尊敬していたと思う。
いつも、夜遅く帰ってきては、居場所がなさそうに自室へと入っていく父を、僕は憐れんだ。けれども、幼いころから父を疎遠に感じていた僕は、父をねぎらう言葉を、結局一度もかけられなかった。
ある朝、いちばんに目覚めた僕が、父の部屋に入ると、父は眠るように死んでいた。
とても安らかな寝顔だった。なぜか、僕はそんな彼の顔を見て、安堵した。
ごめん。
おつかれさま。
ありがとう。
今まで一度もいえなかった言葉を、このときはじめて言えた。
いつのまにか母が僕の背後にきていた。異変に気付いたようである。
それからしばらくの間、悲鳴を上げる母や、姉妹が、とても耳障りだった。
なんで、彼女らはいまさらになって泣くのか、不可解だった。
さんざん父を疎んできたくせに、こういうときだけは被害者であろうとする。
彼女らの悲しみが偽りであることは、保険金が入るなり羽振りのよくなった母たちを見れば、火を見るよりも明らかだった。
母に対する疑問が、憎悪に変わったのは、おそらくこのときからであろう。
このときから母のことを、心の中で「寄生虫」と呼び、蔑むようになった。
いや、母だけではない。このとき以来、女性に対しても、漠然とした嫌悪感を抱くようになった。
男を品定めしたり、色目を使う女の姿が、宿主を求める寄生虫のそれに重なるのだ。
続く











