このブログについて
あいさつっぽいものを。
某SNSでネタを披露していたわけであるが、ふと外部にも進出してみたくなったので、某SNSで書いたネタのうち、読者さんから反応がよかった(と僕が勝手に判断したもの)をこっちのブログにコピペしただけという、現在のところ、なんとも適当なブログである。一昨日(2月27)からはじめたわけであるが、各記事の日付は、そっちのSNSのものである。
もし、あなたが運よく(あるいは運悪く)このページをごらんになっているなら、どうぞゆっくりしてってください。
某SNSでネタを披露していたわけであるが、ふと外部にも進出してみたくなったので、某SNSで書いたネタのうち、読者さんから反応がよかった(と僕が勝手に判断したもの)をこっちのブログにコピペしただけという、現在のところ、なんとも適当なブログである。一昨日(2月27)からはじめたわけであるが、各記事の日付は、そっちのSNSのものである。
もし、あなたが運よく(あるいは運悪く)このページをごらんになっているなら、どうぞゆっくりしてってください。
旬を過ぎたが
旬を過ぎたが、バレンタインの話題である。
2月14日すなわち「バレンタインデー」と称されるこの日に、女がチョコレートを配るというのがいまやわが国においては当たり前とされているが、これはチョコレート屋の都合であることも、いまや常識であろう。
さて、僕は日ごろバレンタインについて、「なぜチョコなのか」という疑問を抱き続けてきたわけであるが、同時に、「もしチョコレート以外のなにものかを渡すことになったらどうなるか」という思考実験もとい妄想に耽ることがしばしばある。
たとえば、もしも「チョコレート」のかわりに「納豆」だったら以下のような事態が想定される。
標準的な女子は、「どうでもいい異性」のために「義理納豆」を用意する。義理納豆は、カップに入ったもっとも廉価なものが選ばれる傾向が強い。ちょっとませた女子とか、大学生やOLなんかは、発泡スチロールの容器に入った、こじゃれた納豆を用意する。通常のトッピングである「からし」と「しょうゆ」以外にも、だし汁や大根おろし、キムチ、あるいはたまごなど、手を変え品を変え、女子は各々の個性を主張する。
2月14日の朝、男子高校生Aが下駄箱を開けると、そこには華やかな装飾の施された納豆がある。
「今年は、4個ゲットか」
彼は、そう心の中でつぶやき、小さくガッツポーズをとった。
そんな、ほほえましい高校生活。
同日、男子高校生Bが教室に入ると、3人の女子から納豆を手渡される。
すべてカップ入りの、明らかに義理とわかるものだ。
「なんだよ、みんな義理かよー」
と彼はおどける。そんな彼に、別のクラスの女子がひとり、彼のもとに寄り、納豆を渡した。
「ふわとろ納豆……」
ごくり、とかれはつばを飲む。そう、それは、女子高校生が男友達に渡すには、「ちょっぴり背伸び」なのであった。
「義理なんだからね……」
彼女は軽く頬を赤らめて軽く弁解したあと、小走りにその教室を後にした。
そんな、青春の1ページ。
Aと、Bを、うらやましそうに眺める少年がいた。
男子高校生Cである。彼は、まだ、誰からも納豆をもらえずにいた。
「俺は、今年も負けたのか。誰だ、バレンタインに納豆を贈るなんてしきたりを作ったのは。そうだ、これはおかめ納豆もといタカ○フーズの陰謀に違いない。俺は、負けたのか、俺は、俺は……。そうだ、俺はこの資本主義社会に復讐する。くくくく、そうだ、俺は、納豆をもらえなかったことで泣く人間が一人もいない、やさしい世界を作るんだ、俺は、新世界の神になる!」
と、心の中でつぶやき、帰り道を一人で歩いていると、背後から声をかけられる。
「まってCくん」
その女子は、走ってきて彼に追いつくと、しばしの間呼吸を整えたのちに、おもむろにかばんから納豆を取り出し、彼の前に差し出した。
「これ、その、うけとって」
彼は、それを手に取る。
「あけていいのか?」
まだ、呼吸の荒い彼女は、声を出す代わりにうなずいた。
包みを開けると、そこには「わら納豆」が顔を出した。
「私、今日のために、藁で発酵させたの」
そう、彼女は本気なのだ。
本命だから「わら納豆」。
「ここで、食べて」
「ああ」
9回裏、逆転サヨナラホームラン!彼は甲高い打球音を聞いた気がした。
初めてのキスは、納豆の味がしました。
くだらなくてごめんなさい。
2月14日すなわち「バレンタインデー」と称されるこの日に、女がチョコレートを配るというのがいまやわが国においては当たり前とされているが、これはチョコレート屋の都合であることも、いまや常識であろう。
さて、僕は日ごろバレンタインについて、「なぜチョコなのか」という疑問を抱き続けてきたわけであるが、同時に、「もしチョコレート以外のなにものかを渡すことになったらどうなるか」という思考実験もとい妄想に耽ることがしばしばある。
たとえば、もしも「チョコレート」のかわりに「納豆」だったら以下のような事態が想定される。
標準的な女子は、「どうでもいい異性」のために「義理納豆」を用意する。義理納豆は、カップに入ったもっとも廉価なものが選ばれる傾向が強い。ちょっとませた女子とか、大学生やOLなんかは、発泡スチロールの容器に入った、こじゃれた納豆を用意する。通常のトッピングである「からし」と「しょうゆ」以外にも、だし汁や大根おろし、キムチ、あるいはたまごなど、手を変え品を変え、女子は各々の個性を主張する。
2月14日の朝、男子高校生Aが下駄箱を開けると、そこには華やかな装飾の施された納豆がある。
「今年は、4個ゲットか」
彼は、そう心の中でつぶやき、小さくガッツポーズをとった。
そんな、ほほえましい高校生活。
同日、男子高校生Bが教室に入ると、3人の女子から納豆を手渡される。
すべてカップ入りの、明らかに義理とわかるものだ。
「なんだよ、みんな義理かよー」
と彼はおどける。そんな彼に、別のクラスの女子がひとり、彼のもとに寄り、納豆を渡した。
「ふわとろ納豆……」
ごくり、とかれはつばを飲む。そう、それは、女子高校生が男友達に渡すには、「ちょっぴり背伸び」なのであった。
「義理なんだからね……」
彼女は軽く頬を赤らめて軽く弁解したあと、小走りにその教室を後にした。
そんな、青春の1ページ。
Aと、Bを、うらやましそうに眺める少年がいた。
男子高校生Cである。彼は、まだ、誰からも納豆をもらえずにいた。
「俺は、今年も負けたのか。誰だ、バレンタインに納豆を贈るなんてしきたりを作ったのは。そうだ、これはおかめ納豆もといタカ○フーズの陰謀に違いない。俺は、負けたのか、俺は、俺は……。そうだ、俺はこの資本主義社会に復讐する。くくくく、そうだ、俺は、納豆をもらえなかったことで泣く人間が一人もいない、やさしい世界を作るんだ、俺は、新世界の神になる!」
と、心の中でつぶやき、帰り道を一人で歩いていると、背後から声をかけられる。
「まってCくん」
その女子は、走ってきて彼に追いつくと、しばしの間呼吸を整えたのちに、おもむろにかばんから納豆を取り出し、彼の前に差し出した。
「これ、その、うけとって」
彼は、それを手に取る。
「あけていいのか?」
まだ、呼吸の荒い彼女は、声を出す代わりにうなずいた。
包みを開けると、そこには「わら納豆」が顔を出した。
「私、今日のために、藁で発酵させたの」
そう、彼女は本気なのだ。
本命だから「わら納豆」。
「ここで、食べて」
「ああ」
9回裏、逆転サヨナラホームラン!彼は甲高い打球音を聞いた気がした。
初めてのキスは、納豆の味がしました。
くだらなくてごめんなさい。











